瀬戸内海に面した広島・尾道は、迷路のような坂道やレトロな商店街など、歩くだけでノスタルジックな気分に浸れるところが魅力。また、絶景が広がる「しまなみ海道」でのサイクリングや、名物の尾道ラーメンをはじめとするご当地グルメなど、楽しみは尽きません。
本記事では、そんな広島・尾道の定番の観光スポットを17か所ご紹介します。名所を効率よく回るモデルコースや必食グルメも厳選しておりますので、旅の計画に、ぜひご活用ください。
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※記事内の情報は公開時点のものです。最新情報は施設HPなどでご確認ください。
年間を通して多くの観光客が訪れる尾道。観光スポットを紹介する前に、まずは人々を惹きつける4つの魅力から見ていきましょう。
海と山に挟まれた地形には、まるで迷路のように入り組んだ細い路地や石段が続いています。坂道をのんびり登れば、趣ある古寺や古民家カフェがひっそりと佇み、運が良ければ猫との癒やしの出会いも。
少し体力は使いますが、坂を上り切った先にはまるで箱庭のような世界と、キラキラ光る瀬戸内海の絶景が待っています。
サイクリストの聖地「しまなみ海道」の本州側玄関口である尾道。瀬戸内海の島々を橋で結ぶ絶景ルートがここから始まります。
潮風を全身に浴びながら、青い海と島々を駆け抜ける爽快感は、ここでしか味わえない特別な体験です。尾道駅周辺にはレンタサイクルが充実しているため、手ぶらで訪れても気軽に絶景ライドを楽しめます。
ご当地グルメが充実しているのも、尾道の魅力のひとつです。特に「尾道ラーメン」は、背脂が浮かぶコク深い醤油ベースのスープと、スープによく絡む平打ち麺の相性が抜群。一度食べたらクセになる、地元でも愛されるソウルフードです。
また、瀬戸内海で水揚げされた新鮮な魚介類も必食。タコや高級魚の「オコゼ」など、旬の地魚をふんだんに使った海鮮料理で、豊かな海の幸を存分に堪能できます。
広島駅から尾道駅へは新幹線を使えば約1時間、在来線でも1時間半。日帰りでも十分に満喫できるアクセスの良さがポイントです。広島市内の観光とあわせて、少し足を延ばして訪れるのに適しています。
広島市内と尾道の両方をアクティブに楽しむなら、移動に便利な広島駅周辺を拠点にするのがおすすめです。
「シェラトングランドホテル広島」は、JR広島駅の新幹線口直結(徒歩約1分)という抜群の立地を誇ります。白と木目を基調とした客室は、すべて35㎡以上の開放感あふれるつくり。モダンでありながら自然のぬくもりが感じられる内装で、ゆったりとリラックスして過ごせます。
尾道に到着してまず訪れたいのが、駅周辺から山側へと広がる坂道エリア。レトロな商店街や迷路のような細い路地、見晴らし抜群の古寺など、見どころが密集しています。
ここでは、はじめての尾道観光で訪れたい定番スポットを10か所ピックアップしました。
「千光寺山ロープウェイ」を使えば、急な坂道を登らずに、山麓駅から山頂駅まで約3分でアクセス可能です。
窓が大きく取られたゴンドラからは、尾道のレトロな街並みや、光り輝く瀬戸内海の絶景を大パノラマで楽しめます。ロープウェイで一気に山頂まで上がり、景色を満喫しながらゆっくりと坂道を下る散策ルートが定番です。
名称:千光寺山ロープウェイ
所在地:広島県尾道市長江1-3-3(山麓駅)/広島県尾道市東土堂町20-1(山頂駅)
営業時間:9:00〜17:15(毎時間15分おきに発車)
公式HP:https://mt-senkoji-rw.jp/
ロープウェイの山頂駅から少し下った場所にある、尾道を代表する名刹「千光寺」。切り立った崖に建つ朱塗りの本堂がシンボルで、舞台から見下ろすレトロな街並みと瀬戸内海は息を呑むほどの美しさです。
境内には、伝説が残る巨石「玉の岩」や、美しい音色を響かせる鐘楼(しょうろう)など見どころがたっぷり。縁結びや開運祈願のパワースポットとしても人気で、種類豊富で可愛らしいお守りはお土産にもぴったりです。
名称:千光寺
所在地:広島県尾道市東土堂町15-1
拝観時間:9:00〜17:00
公式HP:https://www.senkouji.jp/
「文学のこみち」は、千光寺公園の山頂から千光寺へ続く静かな遊歩道。道沿いには林芙美子や志賀直哉など、尾道にゆかりのある文人たちの名作の一節や詩歌が刻まれた自然石の碑が点在しています。
名だたる作家や詩人が愛し、作品に描いた尾道の美しい情景に思いを馳せながら、文学の世界にゆったりと浸ってみてはいかがでしょうか。
名称:文学のこみち
所在地:広島県尾道市東土堂町(千光寺公園内)
営業時間:出入り自由
公式HP:https://www.city.onomichi.hiroshima.jp/site/onomichikanko/1239.html
千光寺公園内に佇む「尾道市立美術館」は、世界的建築家・安藤忠雄氏の設計によって改修された、スタイリッシュな外観が目を引くスポット。
館内の大きな窓からは、穏やかな瀬戸内海と尾道の街並みを一望できます。黒猫と警備員さんの微笑ましいやり取りがSNSで話題になったことでも有名です。
名称:尾道市立美術館
所在地:広島県尾道市西土堂町17-19(千光寺公園内)
営業時間:9:00〜17:00(最終入館16:30)
公式HP:https://www.onomichi-museum.jp/
千光寺から下る坂道の途中にある「猫の細道」は、猫好きにはたまらない魅惑のスポット。天寧寺三重塔のすぐ近くに伸びる、長さ約200mほどの細い路地です。
作家の園山春二氏が丸石に描いた、可愛らしい「福石猫」があちこちに潜んでいるほか、運が良ければ本物の猫たちと出会えることも。古民家を改装したカフェや小さな美術館も点在しており、まるで絵本の世界に迷い込んだかのようなノスタルジックな散策を楽しめます。
名称:猫の細道
所在地:広島県尾道市東土堂町
営業時間:出入り自由
公式HP:https://www.ononavi.jp/spots/detail.html?detail_id=732
国宝に指定されている本堂と多宝塔が凛と佇む「浄土寺」。聖徳太子が開いたとも伝えられる、尾道屈指の歴史を誇る名刹です。
美しい朱塗りの建築が立ち並ぶ境内は、厳かでありながらもどこか温かみのある空間。たくさんの鳩が集まるのどかな光景も見られ、訪れる人の心をほっと和ませてくれます。
奥庭には、京都の伏見城から移築されたと伝わる茶室「露滴庵(国指定重要文化財)」があり、古寺めぐりには欠かせない存在です。
名称:浄土寺
所在地:広島県尾道市東久保町20-28
拝観時間:9:00〜16:00(特別拝観9:00〜15:30)
公式HP:https://ermjp.com/j/temple/
尾道を代表する風景として、たびたび写真やポスターに登場するのが「天寧寺」の三重塔です。塔越しに見下ろす瀬戸内海や街並みは、まさに絶景そのもの。
お堂にはずらりと526体もの五百羅漢(ごひゃくらかん)が安置されており、それぞれ異なる豊かな表情に思わず引き込まれてしまうはず。春には見事なしだれ桜や牡丹が境内を彩るなど、四季折々の風情も楽しめます。
名称:天寧寺
所在地:広島県尾道市東土堂町17-29
拝観時間:9:00〜16:30
公式HP:https://shichibutsu.jp/temple/tenneiji.php
「御袖天満宮」は、学問の神様・菅原道真公を祀る由緒ある神社です。名物は、境内へ続く55段の石段で、各段が継ぎ目のない一本の石から造られています。
大林宣彦監督の映画『転校生』のロケ地としても知られ、この石段で「階段落ち」のシーンが撮影されました。
石段の途中で振り返れば、風情ある尾道の街並みが広がります。ノスタルジックな空気に包まれながら、映画の主人公になった気分で写真を撮るのもおすすめです。
名称:御袖天満宮
所在地:広島県尾道市長江1-11-16
営業時間:出入り自由
公式HP:https://misodetenmangu.or.jp/
自分だけの仏様を作る「にぎり佛」作り体験ができるユニークなお寺として、多くの観光客が足を運ぶ「持光寺」。自らの手で粘土をぎゅっと握って作る仏様は、世界に一つだけのお守りになります。
境内の入り口でまず目を引くのが、花崗岩(かこうがん)で造られた立派な「延命門」。この石門をくぐると寿命が延びると伝えられる、知る人ぞ知るパワースポットでもあります。
名称:持光寺
所在地:広島県尾道市西土堂町9-2
拝観時間:8:00〜16:30
公式HP:https://www.ononavi.jp/spots/detail.html?detail_id=1
尾道駅のほど近くから東へ約1.2km続く、レトロな雰囲気たっぷりの「尾道本通り商店街」。昔ながらの純喫茶や老舗の商店が残る一方で、空き家をリノベーションしたおしゃれなカフェや雑貨店も次々とオープンしています。
新旧の文化が心地よく入り交じる空間は、食べ歩きや尾道らしいお土産探しにもうってつけ。アーケードになっているため、天候を気にせず快適に街歩きを楽しめるのも嬉しいポイントです。
名称:尾道本通り商店街
所在地:広島県尾道市東御所町~久保周辺
営業時間:店舗により異なる
公式HP:https://onomichi-hondoori.jp/
尾道の市街地も見どころ満載ですが、瀬戸内海の美しい島々を巡る「しまなみ海道・離島エリア」へ足を伸ばしてみるのもおすすめです。
潮風を感じる絶景ルートはもちろん、歴史ある水軍の拠点や、アートが点在するビーチなど、島ごとに異なる魅力がたっぷり詰まっています。
ここでは、ドライブやレンタサイクルでぜひ立ち寄りたい観光スポットを7つ厳選しました。
広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」。日本ではじめて海峡を横断できる自転車道が整備され、「サイクリストの聖地」として世界中から注目が集まっています。
レンタサイクルを利用して潮風とともに駆け抜けるもよし、車でゆったりと島々を巡るもよし。思い思いのペースで、瀬戸内の美しい景色を満喫できます。
名称:瀬戸内しまなみ海道
所在地:広島県尾道市
営業時間:出入り自由
公式HP:https://dive-hiroshima.com/feature/island-shimanami/
向島の南部にそびえる標高約283mの高見山。その山頂にある展望台からは、瀬戸内海に浮かぶ大小さまざまな島々を360度のパノラマで見渡せます。
眼下には因島大橋や行き交う船が広がり、天気の良い日には遠く四国連山まで望める絶好のロケーション。特に夕暮れ時は海がオレンジ色に染まり、息を呑むほど美しい景色を楽しむことができます。
名称:高見山 展望台
所在地:広島県尾道市向島町
営業時間:見学自由
公式HP:https://www.ononavi.jp/spots/detail.html?detail_id=265
日本遺産にも認定された「村上海賊」の歴史を今に伝える因島水軍城。全国でも珍しい城郭型の水軍資料館で、小高い丘の上にそびえ立っています。
館内には、当時の水軍が実際に使用した武具や甲冑、古文書などの貴重な資料を多数展示。城へと続く風情ある坂道を登りきれば、まるで戦国時代にタイムスリップしたかのような歴史ロマンを感じられます。
名称:因島水軍城
所在地:広島県尾道市因島中庄町3228-2
営業時間:9:30〜17:00(最終入城は16:30) ※1月2日・3日は10:00〜15:00
公式HP:https://kanko-innoshima.jp/sightseeing_leisure/suigunjo
小高い丘に鎮座する「大山神社」は、全国のサイクリストから「自転車神社」として親しまれているユニークなスポット。
交通安全の神様が祀られており、自転車のハンドルやサドルに付けられる専用のお守りや絵馬がずらりと並びます。愛車と一緒に祈祷を受けることもできるため、しまなみ海道ツーリングの安全を願って立ち寄るのに最適な場所です。
名称:大山神社
所在地:広島県尾道市因島土生町1424-2
授与所開所時間:8:30〜16:30(土日祝日は17:00まで)
公式HP:https://ooyamajinja.net/
実業家が母への感謝を込めて建立した、絢爛豪華な寺院群が目を引く「耕三寺博物館」。日光東照宮や平等院鳳凰堂などを模した色鮮やかな堂塔が立ち並び、見ごたえは抜群です。
奥へ進むと、広大な白い大理石の庭園「未来心の丘」が出現。地中海を思わせる真っ白なアート空間はSNS映え間違いなしの美しさで、しまなみ海道めぐりでは外せないスポットとなっています。
名称:耕三寺博物館
所在地:広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2
営業時間:9:00〜17:00(潮聲閣は10:00〜16:00)※最終入館は閉館の30分前まで
公式HP:https://www.kousanji.or.jp/
「瀬戸田サンセットビーチ」は、白い砂浜と透き通る海が広がる生口島屈指の海浜公園です。
サンセットビーチの名の通り、瀬戸内海を黄金色に染めながら沈む夕日の美しさは格別。ビーチ周辺には現代アートのモニュメントが点在しており、海とアートが融合した開放的な風景を楽しめます。
サイクリング途中の休憩スポットとしても人気のスポットです。
名称:瀬戸田サンセットビーチ
所在地:広島県尾道市瀬戸田町垂水1506-15
営業時間:9:00〜17:00(海開き期間中は延長あり)
公式HP:http://www.onomichi-sunset-beach.jp/
尾道の生口島と愛媛県の大三島を結ぶ「多々羅大橋」は、白鳥が羽を広げたような美しい姿が特徴の橋です。
青い海と空に白い橋が映える絶景はもちろん、自転車や徒歩で渡る際のお楽しみが「多々羅鳴き龍」。主塔の真下で手を叩くと、まるで天井の龍が鳴いたように聞こえることから「鳴き龍」と呼ばれています。
県境を越えるワクワク感とともに、ぜひ耳でも楽しんでほしいスポットです。
名称:多々羅大橋
所在地:広島県尾道市
営業時間:出入り自由
公式HP:https://www.ononavi.jp/spots/detail.html?detail_id=475
ここでは、滞在時間や目的に合わせて選べるモデルコースを3つご紹介します。
坂の街を歩いて巡る王道ルートから、絶景サイクリングが楽しめるコースまで。ご自身のスケジュールに合わせて、ぜひ旅の計画に役立ててください。
はじめての尾道観光に向けて、名所を効率よくまとめた王道の1日モデルコースです。体力が必要な坂道はロープウェイで一気にショートカットし、絶景を楽しみながら歩いて下るのがポイント。
映画のロケ地からレトロな商店街、寺院巡りまで、尾道ならではの魅力を余すことなく満喫できます。
続いて、午後からの観光など、限られた時間でも尾道らしさを存分に味わえる半日コースです。ロープウェイで山頂へ向かい、千光寺に立ち寄ってから猫の細道を歩いて下る王道ルートをコンパクトに凝縮しました。
さらにレトロな商店街でのカフェ休憩やお土産探し、海岸沿いの夕景など、半日だけでも大満足できるプランです。
最後に紹介するのは、潮風を感じながら「しまなみ海道」を自転車で駆け抜けるアクティブな1日コースです。
尾道から船で出発し、自転車神社での安全祈願や未来心の丘での写真撮影など、島ごとの名所を巡りながら生口島を目指します。
帰りはフェリーを利用するため、体力に自信がない方でも安心して絶景サイクリングを楽しめます。
尾道観光のもう一つの主役といえば、やっぱりおいしいご当地グルメ。瀬戸内海の豊かな海の幸から、地元で長年愛され続けるソウルフードまで、尾道には食欲をそそるグルメがあふれています。
ここでは、そのなかでも外せない必食メニューを3つピックアップしました。
尾道観光で食べておきたいご当地グルメといえば、やっぱり「尾道ラーメン」。瀬戸内海の小魚からとった風味豊かな醤油スープに、背脂がたっぷりと浮いているのが最大の特徴です。
コクがありながらも見た目よりあっさりとした味わいで、スープがよく絡む平打ち麺との相性は抜群。市内には行列の絶えない名店が数多く点在しているため、お気に入りの一杯を探しに食べ歩きをするのもおすすめです。
広島名物のお好み焼きのなかでも、独自のトッピングで地元の人々から愛されているのが「尾道焼き」です。
広島で食べられるお好み焼きの具材に加えて、コリコリとした食感がクセになる「砂ズリ(砂肝)」と、旨味がじゅわっと染み出す「イカ天」が入っているのが定番のスタイル。
ソースの香ばしい匂いが食欲をそそるボリューム満点の一品で、鉄板から熱々を頬張って、尾道ならではのローカルな味わいを存分に堪能してみてください。
瀬戸内海の豊かな恵みを味わえる高級魚「オコゼ」も、尾道を訪れたらぜひ食べておきたい逸品。ゴツゴツとしたイカつい見た目からは想像できないほど、上品で甘みのある繊細な白身が特徴です。
なかでもおすすめは、丸ごとカラッと揚げた唐揚げ。ヒレや骨までパリパリと食べられ、サクッとした食感とフワフワな身のコントラストがたまりません。
ノスタルジックな街並みから絶景サイクリング、ご当地グルメまで、見どころが尽きない広島・尾道。広島駅から新幹線を使えば約1時間、在来線でも約1時間半とアクセスも良く、平和記念公園など広島の主要観光地とあわせて巡りやすいエリアです。
広島市内と尾道の両方を巡るなら、移動に便利な広島市内のホテルを拠点に選びましょう。
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尾道へのスムーズな移動はもちろん、宮島など他のエリアへ足を延ばす際にも非常に便利。上質な客室や多彩なレストランを備え、一日歩き回った疲れをゆったりと癒やす、ワンランク上の滞在が叶います。
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