奈良には東大寺の大仏や奈良公園といった有名スポットだけでなく、世界遺産の古寺や吉野山の絶景など、じっくり巡りたいスポットがたくさんあります。
本記事では、奈良を半日だけ楽しみたい方から、1泊2日でじっくり満喫したい方まで、スケジュールに合わせたモデルコースを3つご紹介します。
半日・日帰りコースでは奈良公園エリアの王道スポットを、1泊2日コースでは世界遺産の法隆寺・斑鳩を巡る「世界遺産編」と、吉野山の自然を満喫する「自然編」の2パターンをご用意しました。
あわせて、奈良観光の拠点にぴったりなホテルもピックアップしていますので、旅行計画の参考にしてみてください。
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※記事内の情報は公開時点のものです。最新情報は施設HPなどでご確認ください。
奈良は見どころが多く、県内のさまざまなエリアに観光スポットが点在しているため、効率よく巡るには事前の準備が欠かせません。
まずは観光前に押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
奈良の観光スポットは県内各地に分散しています。とくに、奈良公園・ならまち周辺と、斑鳩(いかるが)や吉野などの郊外エリアは距離が離れているため、1日で複数のエリアを巡ろうとすると移動だけで時間を消費しがちです。
そのため、滞在時間に合わせてエリアを絞り込んでおくことで、効率よく観光を楽しめます。
巡るエリアによって移動手段を使い分けることもポイントのひとつです。
奈良公園周辺の主要スポットは徒歩圏内に集まっていますが、斑鳩や吉野などの郊外エリアへ向かう場合は、電車や路線バスの利用がメインとなります。
とくに近鉄奈良駅とJR奈良駅の間は歩くと12分ほどかかるため、駅間の移動や乗り換え時間にもゆとりを持っておきましょう。
奈良公園や東大寺、ならまち周辺は広大なため、長時間歩くことも珍しくありません。また、砂利道や石畳、坂道が多く疲れやすいため、履き慣れたスニーカーなど歩きやすさを重視した靴を選ぶと快適に巡れます。
観光スポットが広い範囲に分散している奈良では拠点選びも重要です。旅のスタイルに合わせて宿泊先を選びましょう。
奈良に宿泊してじっくり巡るなら、JR奈良駅西口直結の「ホテル日航奈良」がおすすめ。興福寺や奈良公園へ徒歩でアクセスできる利便性の高さが魅力で、奈良観光を効率よく楽しむための拠点にぴったりです。
京都観光と組み合わせて半日・日帰りで奈良に足を延ばすなら、京都駅近郊に拠点を置くのも選択肢のひとつになります。
「オリエンタルホテル京都 六条」は京都駅から地下鉄で1駅とアクセスしやすく、京都市内の観光名所巡りにも便利な立地です。京都・奈良の両方を効率よく巡る拠点として活用できます。
半日で奈良観光を楽しむなら、ならまち散策&ランチまでの約5時間が目安です。
日帰りで丸一日満喫したい方は、そのあと春日大社や若草山まで足を延ばすのがおすすめ。トータル約8時間の充実した散策を楽しめます。
近鉄奈良駅から徒歩約5分とアクセス抜群の興福寺は、奈良散策のスタートにぴったりのスポットです。
710年に藤原不比等が移築した藤原氏の氏寺で、国宝の東金堂や2018年に再建された中金堂など見どころがたくさんあります(五重塔は大規模修理中)。
名称:興福寺
所在地:奈良県奈良市登大路町48
拝観時間:9:00〜17:00(最終入館は16:45)
公式HP:https://www.kohfukuji.com/
奈良公園と聞くと鹿のイメージが強いですが、実は他にも見どころがたくさんあるエリアです。鷺池(さぎいけ)の上に静かに浮かぶ「浮見堂」や、柳が水面に映る「猿沢池」といった美しい景観も存分に楽しめます。
世界遺産に囲まれた広大な公園内を、時間の許す限り散策してみてください。
名称:奈良公園(浮見堂・猿沢池含む)
所在地:奈良県奈良市春日野町ほか
営業時間:出入り自由
公式HP:https://www.pref.nara.lg.jp/site/park/index.html
奈良観光で外せないのが、743年に聖武天皇の発願によって建てられた東大寺です。
世界最大級の木造建造物である大仏殿に一歩足を踏み入れると、高さ約15mを誇る奈良の大仏が静かに鎮座しています。その姿は迫力満点で、当時の建造技術の高さや歴史の重みを肌で感じられるはずです。
名称:東大寺 大仏殿
所在地:奈良県奈良市雑司町406-1
拝観時間:7:30〜17:30(11月〜3月は8:00〜17:00)
公式HP:https://www.todaiji.or.jp/
二月堂は大仏殿から一段高い場所に立つ国宝の建造物で、1270年以上続く伝統行事「修二会(しゅにえ)」の場として知られています。
本堂前方の回廊からは奈良市街を一望でき、大仏殿の迫力とはまた違った静けさや心地よい開放感を味わえます。
名称:東大寺 二月堂
所在地:奈良県奈良市雑司町406-1
営業時間:出入り自由
公式HP:https://www.todaiji.or.jp/
ランチとあわせて巡りたいのが、風情ある街並みが広がる「ならまち」です。世界遺産・元興寺を擁するこのエリアは、江戸から明治期の面影を残す町家が立ち並ぶ趣豊かな一角。
軒先に吊るされた「身代わり申」を探しながら、古民家カフェや雑貨店が並ぶ路地を散策してみてください。
名称:ならまち
所在地:奈良県奈良市(元興寺周辺一帯)
営業時間:店舗により異なる
公式HP:https://narashikanko.or.jp/feature/naramachi
ここまでで半日コースは終了です。日帰りで奈良を満喫したい方は、引き続き春日大社・若草山へ向かいましょう。
768年に創建された春日大社は、奈良を代表する世界遺産のひとつです。豊かな緑に映える朱塗りの社殿と、境内に佇む約3,000基の燈籠が荘厳な空間を作り出しています。
ならまちエリアからの移動は徒歩で20分ほど。参道の緑を感じながら、時間に余裕を持ってゆっくり向かいましょう。
名称:春日大社
所在地:奈良県奈良市春日野町160
拝観時間:6:00〜18:00(時期により異なる)
公式HP:https://www.kasugataisha.or.jp/
奈良市街を見渡せる絶景スポットとして有名な若草山。3つ重ねたような独特の山容をしており、麓から順に「一重目・二重目・三重目」と呼ばれる3つの頂に分かれています。
今回目指すのは、山麓ゲートから徒歩15分〜20分ほどでアクセスできる一重目。本格的な登山をしなくても、興福寺や東大寺をはじめとする奈良盆地の大パノラマを楽しめます。
名称:若草山
所在地:奈良県奈良市雑司町
営業時間:9:00〜17:00(開山期間は例年3月第3土曜日〜12月第2日曜日)
公式HP:https://www.pref.nara.lg.jp/site/park/2585.html
近鉄奈良駅に到着し、1日の散策はここで終了です。もう少し時間に余裕がある方は、駅前から続く「ひがしむき商店街(東向商店街)」を散策するのもおすすめ。
飲食店やお土産店が集まるアーケード街で、奈良観光の締めくくりにお土産を探してみてはいかがでしょうか。
1日目に前述の奈良公園エリアを巡ったら、2日目は少し足を延ばしてみましょう。
観光の目的に合わせて選べる「世界遺産編」と「自然編」の2つのプランをご用意しています。まずは、法隆寺などを中心に巡る「世界遺産編」から見ていきましょう。
【1日目のモデルコース】
8:30〜9:35|興福寺(約1時間)
9:45〜10:55|奈良公園散策(1時間10分)
11:10〜11:40|東大寺 大仏殿(30分)
11:50〜12:10|東大寺 二月堂(20分)
12:30〜14:00|ならまち散策&ランチ(1時間30分)
14:20〜15:20|春日大社(1時間)
15:30〜16:30|若草山(一重目散策)(1時間)
17:00|近鉄奈良駅に到着
奈良観光の拠点となる「ホテル日航奈良」で、至福のモーニングから2日目がスタート。朝食ビュッフェには、奈良県産の新鮮な野菜をはじめ、柿の葉寿司、三輪素麺、茶粥など、奈良の名物料理がずらりと並びます。
美味しい朝食で1日のエネルギーを満たしたら、さっそく目的地へ向かいましょう。
法隆寺は、607年に聖徳太子と推古天皇によって創建されたと伝わる、現存する世界最古の木造建築群です。国宝の五重塔・金堂などが並ぶ西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍からなり、1993年には日本で初めて世界文化遺産に登録されました。
広大な境内をじっくり巡るなら2時間ほど見ておくと安心です。
名称:法隆寺
所在地:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
拝観時間:8:00〜17:00(11/4〜2/21は16:30まで)※最終受付は拝観終了30分前
公式HP:https://www.horyuji.or.jp/
法隆寺の東院伽藍に隣接する中宮寺は、法隆寺とあわせて立ち寄るのが定番のルートです。
聖徳太子ゆかりの日本最古の尼寺で、本堂に鎮座する国宝「菩薩半跏像」は、その柔和な微笑みからエジプトのスフィンクス、レオナルド・ダ・ヴィンチ作の「モナ・リザ」と並び「世界三大微笑像」の一つに数えられています。
名称:中宮寺
所在地:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1-1-2
拝観時間:9:00〜16:30(10/1〜3/20は9:00〜16:00)※最終受付は拝観終了15分前
公式HP:http://www.chuguji.jp/
法隆寺の膝元・斑鳩町を訪れたなら味わいたいのが、ご当地グルメの竜田揚げです。紅葉の名所として知られる竜田川にちなみ、醤油の赤みと片栗粉の白い斑点を川面に散る紅葉に見立てたのが語源とされています。
法隆寺参道周辺の食事処や町内のカフェなど、さまざまなお店で手軽に楽しめます。
名称:斑鳩名物 竜田揚げ
所在地:奈良県生駒郡斑鳩町
営業時間:店舗により異なる
公式HP:https://www.town.ikaruga.nara.jp/0000000394.html
638年に聖徳太子の遺志を継いで建立されたと伝わる法起寺。境内にそびえる三重塔は706年の完成で、現存する最古の三重塔として国宝に指定されています。
1993年に法隆寺とともに「法隆寺地域の仏教建造物」として、日本で初めて世界文化遺産に登録されました。
名称:法起寺
所在地:奈良県生駒郡斑鳩町岡本1873
拝観時間:8:30〜17:00(11/4〜2/21は16:30まで)※最終受付は拝観終了30分前
公式HP:https://horyuji.or.jp/hokiji/
2日におよぶ奈良観光の締めくくりに、近鉄奈良駅周辺の商店街でお土産探しを楽しみましょう。
駅前のひがしむき商店街や、そこから続くもちいどの(餅飯殿)センター街には、散策のお供にぴったりな食べ歩きグルメのお店が目白押しです。
歴史スポットを巡る「世界遺産編」に加え、もうひとつの選択肢としてご案内するのがこちらの「自然編」です。
山々に囲まれた奈良には、季節ごとに美しい表情を見せる絶景スポットが数多く点在しています。静かなロケーションでリフレッシュしたい方や、散策を楽しみたい方にぴったりな、自然の魅力あふれるモデルコースを見ていきましょう。
【1日目のモデルコース】
8:30〜9:35|興福寺(約1時間)
9:45〜10:55|奈良公園散策(1時間10分)
11:10〜11:40|東大寺 大仏殿(30分)
11:50〜12:10|東大寺 二月堂(20分)
12:30〜14:00|ならまち散策&ランチ(1時間30分)
14:20〜15:20|春日大社(1時間)
15:30〜16:30|若草山(一重目散策)(1時間)
17:00|近鉄奈良駅に到着
奈良観光の拠点「ホテル日航奈良」でモーニングを楽しんでから、2日目の旅をスタート。
吉野へ向かう近鉄線に乗車するため、徒歩で近鉄奈良駅を目指しましょう。ホテルから近鉄奈良駅までは徒歩12分ほどかかります。乗り遅れないよう、余裕を持って出発するようにしてください。
吉野ロープウェイは1929年開業の、現存する日本最古のロープウェイとして知られています。
千本口駅から吉野山駅までの約3分間、車窓から吉野の自然を満喫できるのが魅力です。とくに千本口駅の前には多くのもみじが植えられており、秋には見事な紅葉のトンネルを作り出します。
春の観桜期などは毎日運行されますが、通常期の火・水・木曜はロープウェイが運休し、代行バスでの移動となる点に注意してください。
名称:吉野ロープウェイ
所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山329(千本口駅)
運行時間:通常期 9:20〜最終17:20(金・土・日・月曜運行、観桜期は毎日運行)
公式HP:https://www.yokb315.co.jp/ropeway.php
吉野山のシンボルであり、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産でもある金峯山寺(きんぷせんじ)。
国宝に指定されている本堂「蔵王堂」は、木造建造物として東大寺大仏殿に次ぐ規模を誇ります。堂内には秘仏ご本尊「金剛蔵王大権現3体」が安置されており、古道の歴史と深い信仰の息吹を肌で感じることができるスポットです。
名称:金峯山寺
所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
拝観時間:8:30〜16:00
公式HP:https://www.kinpusen.or.jp/
金峯山寺へと続く活気ある参道には、歴史あるお土産店や食事処がずらりと軒を連ねています。
ランチには吉野名物の「葛うどん」や「柿の葉寿司」を味わうのがおすすめ。食後には老舗和菓子店の名物・草餅や葛スイーツなど、吉野ならではの味覚を楽しみながら、風情ある街並みをのんびり散策してみましょう。
名称:吉野山 参道
所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山
営業時間:店舗により異なる
公式HP:-
吉水神社にある書院は日本住宅建築史上最古とされており、ユネスコより世界遺産として登録されました。
館内には後醍醐天皇の南朝皇居となった部屋や、源義経・静御前ゆかりの「潜居の間」、豊臣秀吉が花見の本陣とした記録がそのまま残されています。境内の高台から見渡す「一目千本」の絶景とあわせ、歴史の情景に深く浸れるスポットです。
名称:吉水神社
所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山579
開門時間:9:00〜17:00(書院拝観は9:00〜16:30)
公式HP:https://www.yoshimizu-shrine.com/
最後の目的地である吉水神社から奈良駅への帰路は、山下りや電車の乗り換えを含めて2時間前後かかります。
近鉄奈良駅に到着したら、駅直結の「ひがしむき商店街(東向商店街)」や、それに続く「もちいどの(餅飯殿)センター街」へ。吉野の余韻に浸りつつ、奈良観光の思い出に残るお土産選びを楽しんでみてください。
奈良観光の半日・日帰りモデルコースと、1泊2日で楽しむ「世界遺産編」「自然編」の2つのモデルコースをご紹介しました。京都観光とあわせて奈良を巡りたい方も、1泊2日でじっくり奈良観光を満喫したい方も、旅のスタイルに合わせてぜひ参考にしてみてください。
今回の旅をじっくり楽しむなら、拠点となるホテル選びも重要なポイント。奈良に宿泊してじっくり観光するなら「ホテル日航奈良」がおすすめです。
JR奈良駅西口直結で、奈良公園や興福寺、ならまちへ徒歩でアクセスできるほか、近鉄奈良駅までも徒歩約12分なので、吉野方面へ足を延ばす際にも便利です。奈良の地元食材を存分に味わえる朝食ビュッフェも旅の楽しみのひとつ。
また、京都を拠点にして奈良へ足を延ばすなら「オリエンタルホテル京都 六条」が便利です。
京都駅から地下鉄で1駅とアクセスが良く、世界文化遺産の西本願寺をはじめ京都の観光名所も徒歩圏内という好立地。京都・奈良の両方を楽しむ旅の拠点として活用できます。
奈良観光のスタイルに合わせて、ぜひ「ホテル日航奈良」または「オリエンタルホテル京都 六条」でのご滞在をご検討ください。
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