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神戸市のハイキングコース&トレッキングコース6選!六甲山を味わいつくす

初心者向けハイキングから本格的なトレッキングまで|おすすめホテルもご紹介

日本の美しい港町である神戸市は、ショッピングや食文化だけでなく、豊かな自然に囲まれており、ハイキング・トレッキング愛好者にとっての楽園でもあります。

山と海が交差するこの特別な場所には、初心者からベテランまで楽しめるハイキング・トレッキングコースが数多くあります。この記事では、その中から特におすすめのコースをピックアップしてご紹介します。

また、記事の最後にはハイキング・トレッキング後の宿泊先としてもおすすめのホテルをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

※本記事は2024年5月時点の情報であり、現在ではルートやコースが変更されている場合があります。また、場合によっては登山用の装備が必要なコースもあります。実際に訪問される際は神戸六甲山 神戸市公式のページ等もご覧いただき、安全なルートをご利用ください。
→ https://kobe-rokko.jp/climbing-main/

なぜ神戸市のハイキングは人気なの?

神戸市は、海と山が近接する美しい港町として知られています。そのため、ハイキングやトレッキングには絶好の場所であり、多くの自然愛好者が訪れます。

以下では、神戸市のハイキング・トレッキングが人気を集める理由をご紹介します。

六甲山系の魅力

六甲山は、神戸市を代表する山地であり、多くのハイキング・トレッキングコースが設けられています。山頂付近からは、神戸市内や大阪市内、そして遠くは紀淡海峡までの眺望が楽しめます。六甲山系の1つの山である摩耶山など、エリア内には様々なコースがあります。

四季折々の風景

六甲山系は、四季折々の風景が楽しめます。春は新緑や桜、秋は美しい紅葉が魅力です。特に紅葉の時期には多くの観光客やハイカーで賑わいます。

アクセスの良さ

神戸市内からもアクセスが良く、公共交通機関を利用して容易にハイキング・トレッキングへ出かけることができます。また、ロープウェイやケーブルカーを使って移動時間を短縮できる点も大きな魅力です。

施設やサービス

六甲山系には、ハイカー向けの施設やサービスも充実しています。六甲ガーデンテラスや摩耶観光ホテルなどは、食事や休憩に利用できる施設です。また、情報センターや案内板が、ハイキングやトレッキングを安全に楽しむ手助けとなってくれます。

六甲山だけじゃない!充実のネイチャースポット

六甲山以外にも、神戸市周辺にはハイキングに適した場所がいくつかあります。有馬温泉周辺の山々や神戸市内の植物園など、多様な風景や雰囲気を楽しむことができます。

ハイキングとトレッキングの違いは?どちらも準備が大切

アウトドアアクティビティでよく使われる「ハイキング」と「トレッキング」。
一般的には、ハイキング<トレッキング<登山 の順で難易度が上がることが多いです。

ハイキングは「緩やかな山道を歩きながら気軽に自然を楽しむ」イメージが持たれます。ハイキングコースには木道やなだらかに整備された道が敷かれ、歩きやすくなっていることも多いです。
一方、トレッキングは「より整備されていない自然を楽しむ」イメージで、未舗装路や急な傾斜など難易度の高い道を進みます。「登山」はトレッキングの延長で、山の山頂を目指す場合に使われることが多いようです。

神戸旅行のプランにハイキングやトレッキングを盛り込みたい方は、事前にルートや必要な装備を確認するようにしましょう。
ルートは、地図などの情報を元に、移動距離や所要時間、短縮ルートや迂回路の有無を確認しておくと良いでしょう。ケーブルカーなどの公共交通を利用する場合は、時刻表にも目を通しておくと計画が立てやすくなります。地図は当日も持参しましょう。

六甲山のハイキングコースには、天候によっては路面が滑りやすかったり、一部登山道を通ったりする箇所があります。足元はハイキング・トレッキング用の靴がおすすめです。
また、急な天候の変化に合わせて、体温調整がしやすい服装や、雨具の持参も必要です。水分は必ず携行し、こまめに摂取するよう心がけましょう。所要時間が長くなる場合には、補給食も必要です。

くわしくは、こちらのページもご覧ください。
山と渓谷オンライン:六甲山ナビ-楽しいトレッキングのための装備とアドバイス
https://www.yamakei-online.com/yk/rokko/equipment.php

初心者にもおすすめ!神戸市ハイキングコース3選

ここからは、神戸市内で初心者にもおすすめのハイキングコースを3つご紹介します。それぞれのルートやおおよその所要時間も記載していますので、参考にしてみてください。

※本記事は2024年5月時点の情報であり、現在ではルートやコースが変更されている場合があります。また、場合によっては登山用の装備が必要なコースもあります。実際に訪問される際は神戸六甲山 神戸市公式のページ等もご覧いただき、安全なルートをご利用ください。
→ https://kobe-rokko.jp/climbing-main/

1.布引の滝ハイキングコース

新神戸駅から歩いてすぐの布引の滝ハイキングコースは、豊かな自然に囲まれ初心者にもおすすめのルートです。ここには「日本の滝百選」にも選出された布引の滝を筆頭に、他の滝や魅力的な橋、ダムなどの見所スポットが点在しています。

新緑や紅葉のシーズンにはその美しさが一段と引き立ち、自然の魅力をたっぷりと感じることができる場所となっています。

新神戸駅からわずか1時間でこんなにも素晴らしい景色と触れ合えるのは、神戸市ならではの魅力です。

初めてのハイキングや、家族での散策を計画している方に、特におすすめしたいコースです。

コース:新神戸駅〜布引の滝〜布引ダム〜風の丘中間駅
所要時間:約1時間

2.神戸市立森林植物園ハイキング

六甲山の豊かな自然を満喫できるのが、神戸市立森林植物園です。142.6ヘクタールの広大な園内には約1,200種の植物が栽培されており、本来の生態を保ったままの植物を観察しながらハイキングを楽しむことができます。

あじさいや紅葉の時期には、特に多くの人で賑わいます。「あじさい園」には5万株ものあじさいが植えられ、フォトスポットとしても非常に人気です。

初めての方は、谷上駅から山田道を通る約4キロのコースがおすすめです。歩き足りない方は、三ノ宮駅から布引の滝を経由して森林植物園に向かうルートも選べます。どのルートも、帰りは三ノ宮駅へのバスが利用できるので、安心して散策を楽しめます。

コース:谷上駅~山田道~神戸市立森林植物園
所要時間:約1時間

3.六甲山頂〜記念碑台〜ダイヤモンドポイント

このコースは公共交通を利用し体力を温存しつつ、六甲山からの眺望を楽しみたい方向けのハイキングコースです。

市街地からバスとケーブルカーを乗り継ぎ、一気に標高750メートルへ。ここが散策のスタート地点です。
六甲ケーブルの山頂駅から記念碑台までは舗装路を1キロほど進みます。初夏から夏にかけてはブルーのあじさいが路肩を埋め尽くします。

記念碑台からは、こもれびが心地よい散策路が続きます。折り返し地点となる「ダイヤモンドポイント」からは、裏六甲の山々が望めます。景色を眺めながら休憩した後に、記念碑台に戻るのも良いでしょう。

コースは途中ショートカットもできるため、体力や時間をみながら経路を調整できる点も嬉しいポイントです。

コース:六甲ケーブル・六甲山頂駅~記念碑台~ダイヤモンドポイント〜記念碑台〜六甲山頂駅
所要時間:約2時間10分

自然を味わいたい方におすすめ!六甲山系トレッキングコース3選

ここからは、六甲山の自然をより味わいたい方や本格的なトレッキングを楽しみたい方におすすめのトレッキングコースを3つ厳選してご紹介します。

※本記事は2024年5月時点の情報であり、現在ではルートやコースが変更されている場合があります。また、場合によっては登山用の装備が必要なコースもあります。実際に訪問される際は神戸六甲山 神戸市公式のページ等もご覧いただき、安全なルートをご利用ください。
https://kobe-rokko.jp/climbing-main/

1.摩耶山ハイキングコース

摩耶山は、六甲山系の中でも特に人気のトレッキングスポットです。標高は702メートルで、六甲山へ挑戦する前にトレーニングしておきたい方などにも最適なコースです。山頂近くにある掬星台からは、美しい山の緑と、眼下に広がる神戸市の景色が一望できます。掬星台は日本三大夜景のひとつ、1000万ドルの夜景を堪能できるスポットとしても有名です。

王子公園駅をスタート地点として、川を北に進むと「上野道」「青谷道」という2つの登山ルートが現れます。「青谷道」は歩きやすく、途中に神戸の茶畑が広がっているのが特徴です。途中、階段が続く「旧天上寺の階段」は少ししんどいですが、緑豊かな道を進むと素晴らしい景色が待っています。

初心者や体力に自信のない方は、登山や下山時に摩耶ケーブルや摩耶ロープウェーが利用できます。体調や体力に合わせてルートを変更できる点も、摩耶山がおすすめされる理由の1つです。

コース:王子公園~青谷道登山口~静香園~摩耶山
所要時間:青谷道経由で山頂まで約2時間20分

2.須磨アルプス・馬ノ背コース

神戸でのトレッキングで、初心者〜上級者まで楽しめるのが、この「須磨アルプス」です。六甲縦走の出発点としても知られ、六甲山系の中でも特に人気のルートとなっています。

出発地点は、須磨浦公園駅。駅からほど近く登山道が始まり、鉢伏山へは40分ほど登ります。鉢伏山頂から先は比較的緩斜面でのアップダウンを経ておらが茶屋へと下り、高倉台の住宅地を目指します。

住宅地を抜けると、横尾山への400段の階段が待っています。そして階段を頑張って登り切ると、コースのハイライト「馬の背」が登場します。写真のように、その独特な岩場はまるで異世界。

この馬の背を通過後、下りの道を進むと最終地点の板宿駅に到着です。全体の距離は約8キロとなります。

コース:須磨浦公園駅~鉢伏山~おらが茶屋~高倉台の団地~横尾山~馬の背~板宿駅
所要時間:約3時間50分

3.風吹岩・ロックガーデンコース

六甲山最高峰への登山も魅力的ですが、限られた時間のなかで本格登山を楽しみたい方には、風吹岩までのコースもおすすめです。

六甲山の中腹にある風吹岩は、その名の通り、風が勢いよく通り抜ける場所として知られています。自然の風景や山の素晴らしさを体感できるスポットです。

阪急芦屋川駅から登山道入口までは歩いて20〜30分。登山道に入ると、花崗岩でできた荒々しい岩尾根の「ロックガーデン」が待ち構えています。ロックガーデンのルートはいくつかありますが、手も使わないと登ることはできないほどの急な岩場もあるため、自身の安全を優先に選びましょう。
地面が滑りやすいところもあるので、注意が必要です。バランスの取りづらい斜面の途中で景色を楽しもうとせず、足場が広く安定したところで周囲の景色を楽しみましょう。

登り切った後に見られる開けた眺望は、登山の疲れを忘れさせてくれるぐらい爽快です。

コース:芦屋川駅〜高座ノ滝~風吹岩〜岡本駅
所要時間:約2時間半

アクティビティ後の宿泊は神戸メリケンパークオリエンタルホテルがおすすめ

ハイキングやトレッキングを満喫した後の宿泊は、神戸のどの場所からもアクセスが便利な「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」がおすすめです。

美しい神戸港に面する人気のホテルで、建物自体は港が似合う独特な外観が特徴的。内部はモダンで洗練されたデザインが魅力です。

全室にオープンテラスを完備した客室は、270度海に囲まれたロケーションで、まるで船旅のようなホテルステイをお楽しみいただけます。

また、ホテルの立地は観光やショッピングエリアへのアクセスが非常に良好で、メリケンパークや神戸ハーバーランドなどの人気観光スポットは徒歩圏内です。

ハイキングで疲れた体を癒やし、ついでに観光もできる神戸メリケンパークオリエンタルホテルであれば、神戸滞在を最大限楽しむことができるでしょう。

宿泊予約はこちらから

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